“いのちとは何か”を問い、
“その人らしさ”を大切にできる
そんなあなたに成長してほしい
教育理念

永きにわたり精神医療に取り組んできた浅香山病院に附設する看護学校の教育理念の核となるものは、人間の存在を考えることにある。看護の本質でもあり、同時に精神看護学の本質である“人間として存在する意味”をノーマライゼーションの考えを基盤におき、人間とは、生きる意昧とは、を問い続ける教育をする。

人間は生きていくうえで、必ず年を重ね、病気になり、やがて死を迎える。身体や生活が変化することでこころも変化する。また、人との関係のなかで、よろこび、悩み、苦しみ、時に疲弊し、こころが病んでしまう。こころが不安定になることは、特別なことではなく、人間ゆえに生じる“当たり前”の現象である。この人生の重大なときである生老病死の問題に深く関与する看護師として、その人がその人らしく存在ある(生活する)ことの意味を常に考え、どのような状況下の人に対しても、いのちの尊厳と人権を尊重でき、温かみと安らぎという癒しの機能が発揮できる人間性を育んでいく。

素敵な看護師になるために

学校では、皆さんに“素敵な看護師”として活躍してもらいたいと考えています。 素敵な看護師とは、患者さんや医療現場の多くの人たちから、信頼を得て必要とされる看護師のことです。これが学校の願いです。
看護は、専門の知識・技術を学ぶだけでは不十分で、素敵な看護師として活躍するために

  • 思いやりのある寄り添える気持ち
  • 信頼を得られる誠実な行動
  • 物事に一生懸命に取り組む姿勢
  • 連携のための協調性
  • 相手を尊重できる態度
などが必要です。浅香山病院看護専門学校で、人として社会人として成長していきましょう。

期待する卒業生像:ディプロマポリシー

  • 人間を幅広く理解することができる
  • 援助的人間関係を築く人ための基本的なコミュニケーション能力を持つことができる
  • その人らしい生活を支えるために、対象の持てる力を最大限に発揮できるように
    かかわることができる
  • 科学的思考に基づいた臨床判断を行う基礎的能力を身につけることができる
  • 多様な人々と連携しながら看護の提供ができる基礎的な能力を身につけることができる
  • 専門職としての自己教育力をもち、自ら成長していくことができる
  • 対象を唯一かけがえのない存在として尊重し、権利を擁護する姿勢を持つことができる
教育課程の編成の考え方:カリキュラムポリシー
  • 科学的思考に基づき看護の基礎的な実践能力を、学年進行とともに段階的に学ぶためにカリキュラムを編成する。
    1年次
    対象理解に必要な基礎的な知識、対象の生活の場や看護の役割を知る
    2年次
    専門性を発揮するために必要な知識・技術、修得した基本的な知識・技術の実践、幅広い看護活動を知る
    3年次
    学んだ知識・技術の定着や看護観を養い、対象の状況に合わせた看護が提供できる実践力を身につける
  • ノーマライゼーションの理念に基づき、医療に携わる者としていのちの尊厳を常に考えられる倫理観とあらゆる人間の現象を受容できる態度を身につける。
  • 課外活動を通し、組織やグループの中でリーダーシップやフォロアーシップを発揮できる経験を重ね人間関係を築く力を身につける。
  • 講義法の工夫やアクティブラーニングを積極的に取り入れ、学習効果を高め、主体的行動を身につける。

授業科目 及び 単位数:3年課程